<ファイナル・スペースシャトルSTS135搭載記念証明書>に関する説明書
1.サービスの概要:
本サービスは、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が進める、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」を有償で利用する「『きぼう』有償利用」を活用したものであり、お客様よりお預かりした写真(最大重量1.0グラム)を、2011年6月下旬に予定されているスペースシャトル・アトランティス号の最後のフライト(以下、STS135ミッション)に搭載するものです。
写真は日本国内でお預かりし、米国へ輸送されてNASAに引き渡された後、アトランティス号に搭載されます。アトランティス号はフロリダ州にあるケネディ宇宙センターから打ち上げられ、国際宇宙ステーションにドッキング、12日間(予定であり、変更される可能性があります)のフライトの後、地球へ帰還します。
弊社ではJAXAから搭載および帰還の連絡を受けた後、アトランティス号に搭載されたお客様の写真をテキサス州ヒューストンにあるJAXAヒューストン駐在員事務所にて着陸から6週間ほどしてから受領し、日本へ持ち帰る予定です。 帰国後、搭載された写真を下記の証明書に加工したのち、ご指定の場所へ送付をさせていただきます。
2.サービスの提供者:
本サービスは「Lagrange Memorial Mission」として、株式会社ラグランジェが提供するものであり 、株式会社アイアンドアイが窓口となるものです。
本サービスに関するお問い合わせ、および申込に関する対応は株式会社アイアンドアイが担当いたしますが、お問い合わせの内容によっては、株式会社ラグランジェよりご連絡をさせていただく場合もございます。ご了承ください。
3.お届けする証明書セットの内容および金額:
- スペースシャトル・アトランティス号による最後のSTS135ミッションに写真が搭載されたことを示すオリジナル証明書:1枚
- JAXAが発行する証明書の複製品:1枚
- STS135ミッションワッペン(布製):1枚
- NASAワッペン(布製):1枚
- Lagrange Memorial Missionワッペン(紙製):1枚
- サプライズ品:1点
*記念特別価格:20万円(税込)
4.お届け時期:
上記のとおり、アトランティス号へ搭載されたお客様の写真は、地球へ帰還後、日本へ戻ってくるまでに長い時間が必要となります。よってお手元に届くまでには、実際に打ち上げられてから3カ月程度の時間が必要となります。
5.申込方法および支払方法:
(1)申込方法:
申込希望を下記アドレス宛に送付いただいたお客様を対象に、本サービスの情報および申込書等の必要書類を電子メールにて送付させていただきます。契約の成立は、お客様からの「申込書の到着」、「既定の写真の到着」、および「入金確認」の3点が確認された時点といたします。なお限定20部のサービスであるため、申込先着順とさせていただきます。
送付先アドレス:info@iandeye.co.jp
必要事項:件名に「STS135ミッション」と記載のうえ、氏名、住所、連絡先電話番号、およびメールアドレスを記載のうえ「申込希望」として送付ください。
(2)支払方法
申込後にお客様に配布する関係資料に記載された指定口座へお振り込みください。
6.写真の送付先、および締め切り:
アトランティス号へ搭載する写真は、下記8項(1)の注意事項に従い加工したものを、必ず宅配便や郵便書留等、授受の確認ができる方法で指定の送付先まで郵送ください。なお、写真の到着は2011年5月23日(月)必着となります。
7.注意事項:
- キャンセルに関する件:
- 本サービスの提供者に対する損害賠償の上限に関する件:
- 国際宇宙ステーションプログラムに参加する日本や米国等に対する損害賠償請求の放棄の件:
- STS135ミッションが不達成の場合の対応:
- 個人情報の取り扱いに関する件:
契約が成立した後は、キャンセルすることはできません。高額なサービスですので熟慮の上、お申し込みください。契約成立以降、本サービスの提供者の都合により契約をキャンセルをする場合には、入金された全額を返却いたします。
本サービスの提供者の契約不履行等に関してお客様が、損害賠償を請求する場合には、故意重過失の場合を除いて、その賠償金額の上限は本サービス価格を上回らないものとさせていただきます。
アトランティス号の事故等の原因によりSTS135ミッションが達成されなかった場合にも、「民生用国際宇宙基地のための協力に関するカナダ政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府、ロシア連邦政府及びアメリカ合衆国政府の間の協定」(平成13年条約第2号:第16条)に準拠して、国際宇宙ステーションプログラムに参加する日本や米国等に対して損害賠償請求をすることはできません。よって、本サービスの購入にあたっては、本件に関して合意をしていただく必要がありますので、あらかじめご了承ください。
STS135ミッションが成功しなかった場合は、本サービスご購入金額の約90%相当額の返金または、次回サービスへの繰り越しのどちらかで対応させていただきます。詳しくは、下記FAQの4および7項を参照ください。
申込の際にお預かりしたお客様の個人情報に関しては、法令等で定められている場合を除き、本サービスに関する目的の範囲内で利用し、その他の目的では利用いたしません。
8.その他:
- 搭載する写真に関する件:
- 本サービスの収益の一部は、日本赤十字社へ寄付される予定です。
搭載する写真の重量は、お一人あたり1.0グラムとさせていただきます。目安の大きさは市販のL版(89mm×127mm)の写真のおよそ半分(最大:65mm×90mm)の大きさとなります。1.0グラムを超える場合、お客様の同意のもと、弊社側で写真の一部を切りとることになりますので、事前に搭載する写真の裏面に、切断可能な部分がわかるよう、鉛筆等で明記してください。
搭載する写真は同じものを2枚ご用意いただき、片方の写真の裏面に「F」、もう片方の裏面に「B」と記載の上、送付してください。基本的に「F」をフライト品とし、アトランティス号に搭載させていただきます。「B」は、再フライトが必要な際のバックアップとさせていただきます。
また搭載する写真は四隅を丸く切ってください。写真は専用の袋に二重封入いたしますが、写真の角で袋が破けるのを防ぐ必要があるためです。事前に写真の四隅に十円玉をあて、弧を描き、切り取ったものを送付ください。
9.FAQ(よくある質問):
Q1:
写真は本当にアメリカのスペースシャトルに搭載されるのですか?
A1:
本サービスはJAXAが進める国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」を有償で利用する「『きぼう』有償利用」を活用したものです。なお、JAXAの同サイトへの本サービスに関する掲載は、JAXA内手続きの関係上、GW明け頃になる予定です。お客様の写真は本サービスによりスペースシャトル・アトランティス号へ搭載されることをお約束いたします。
Q2:
スペースシャトルに搭載され、打ち上げおよび国際宇宙ステーションへのドッキング、地球への帰還が達成されたことはどのようにして確認されるのですか?
A2:
アトランティス号への搭載、打ち上げから帰還までの全過程を写真に撮ってお見せできればよいのですが、多くの制限があり実際にはむずかしく、ご希望に添うことはできません。そのため窓口となるJAXAがSTS135ミッション終了後、有償利用事業を活用した利用者に対して発行する証明書をもって、同ミッションが達成されたものと判断させていただきます。 なお、JAXAは上記証明書を1枚しか発行しないため、お客様への配布の際には複製品になってしまいます。ご了承ください。
Q3:
「きぼう」の中で、打ち上げた写真の画像は撮影できないのですか?
A3:
不可能ではありません。しかしながら、1枚の写真を撮るためにも数百万円の費用が必要となり、お客様に提供する価格が倍以上となってしまいますので、今回はむずかしいと判断いたしました。なお、今後の類似サービスにおいてご希望があれば検討いたしますので、お問い合わせください。
Q4:
スペースシャトルが故障などでSTS135ミッションが成功しなかった場合はどうなりますか?
A4:
お客様には次の二つのうちどちらかを選択していただくことになります。一つはキャンセルです。この場合、手数料(税込2万円)を差し引いた金額を、ご指定の口座にお振込いたします。もう一つは、次回サービスを活用いただく形です。スペースシャトルへの搭載はできませんが、代わって日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」に搭載して打ち上げ、「きぼう」へ一定期間保管した後、米国やロシアの宇宙機を使って写真を回収する類似のサービスを準備いたします。こうした代替サービスでもよいとご判断いただいた場合には、こちらのサービスに無償で振り替えさせていただきます。なお上記選択は、当該事象が発生した際、ご連絡をさせていただきますので、その際にご選択ください。
Q5:
写真を搭載したアトランティス号がドッキングをする国際宇宙ステーションは、地上から見ることができますか?
A5:
国際宇宙ステーションは、サッカー場くらいの大きさがあるため、条件がそろえば、日の出前と日没後の2時間ほどの間に地上から肉眼で見ることができます。お住まいの地域から、いつ、どの方角に見ることができるかに関しては、JAXAの下記サイトを参照ください。http://kibo.tksc.jaxa.jp/ また、iPhone、iPodtouchおよびアンドロイド端末をお持ちの方は国際宇宙ステーション観測アプリ「ToriSat-国際宇宙ステーションを見よう(製作:株式会社鳥人間)」を利用することで簡単に国際宇宙ステーションの位置を調べることができます。
Q6:
今回のスペースシャトルの打ち上げを観覧することはできますか?
A6:
米国フロリダ州にある旅行会社が今回の打ち上げ観覧のツアーを企画しており、日本の旅行会社が代理業務を行っています。ツアーは最低催行人員に満たない場合には実施されませんが、興味がある方はメールにてお問い合わせください。
Q7:
申込後、キャンセルはできますか?
A7:
本サービスの性格、およびスケジュールの関係上、契約成立後のキャンセルはできません。ただしQ4に記載したようにSTS135ミッションが達成されなかった場合には対処させていただきます。高額なサービスですので、熟慮の上、お申し込みください。